[00:00.00] [00:39.42]焼けた壁と腐る大地 [00:45.02]遡り逼る影 [00:50.26]口に含んだ清み水さえも [00:55.32]待たずに干上がってしまう [01:00.76]群がる呻き声 嘲笑っていた [01:10.87]裴翠の美羽を広げ旅立ってゆければ [01:20.96]どれだけ 苦しめばいい? [01:21.17]か細い糸が ぷつり?音を立て 静かに沈んでゆく [01:34.68]誰か この鎖を解き放て [01:48.23]堕ちた躯に 集る蟲を [01:53.43]払いのけて近づく [01:58.49]焦げつく息が 人を象るケモノから漏れた [02:08.78]誰かは呟く あれが "虚" だと [02:19.39]狂ひ叢雲 千切れ四肢のしょう気を浴び [02:28.11]どれだけ 望めばいい? [02:30.26]胡乱の眼 踊を返して もう戻らない [02:42.20]いつか 闇から這い出づる [03:00.33]掻き分けていく 疾風の美羽を追って [03:03.03]鏡は何処 叫んで 壊して 見るべくもない [03:12.72]真白い指先を 静かに伝う [03:22.58]裴翠の美羽を広げ旅立ってゆければ [03:30.87]どれだけ 苦しめばいい? [03:33.56]か細い糸が ぷつり?音を立て 静かに沈んでゆく [03:42.38]誰か この鎖を解き放て [03:43.85]ただ繋いでいたい 散らす叢雲の残香 [03:52.70]どれだけ望めばいい? [03:54.80]罅割れ鏡 双つの光 残るは伽藍堂 [04:07.84]いつか 闇から這い出づろう