[offset:-1000] [00:25.60] 北の街ではもう [00:30.40] 悲しみを暖炉で [00:37.00] 燃やしはじめてるらしい [00:42.40] 理由のわからないことで [00:48.20] 悩んでいるうち [00:54.10] 老いぼれてしまうから [00:59.00] 黙りとおした 歳月を [01:05.00] ひろい集めて 暖めあおう [01:11.50] 襟裳の春は 何もない春です [01:25.40] 森 进一:《襟裳岬》 [01:35.20] 君は二杯めだよね [01:40.00] コーヒーカップに [01:46.60] 角砂糖をひとつだったね [01:51.36] 捨てて来てしまった [01:56.85] わずらわしさだけを [02:02.34] くるくるかきまわして [02:08.30] 通りすぎた 夏の匂い [02:13.90] 想い出して 懐かしいね [02:21.10] 襟裳の春は 何もない春です [02:34.00] 森 进一:《襟裳岬》 [02:44.82] 日々の暮らしはいやでも [02:49.00] やってくるけど [02:56.00] 静かに笑ってしまおう [03:01.57] いじけることだけが [03:05.92] 生きることだと [03:12.10] 飼い馴らしすぎたので [03:18.24] 身構えながら 話すなんて [03:23.28] ああ おくびょう なんだよね [03:31.10] 襟裳の春は 何もない春です [03:42.10] 寒い友だちが 訪ねてきたよ [03:53.50]遠慮はいらないから 暖まってゆきなよ [04:05.25]——END——