焦げた肌に 砂の粒が ぼくはそれを そっとなめてみる 枯れた土地の 萎えた花に 唾をたらす 大きくなれよ 憎みあっていたくないから 本気で汗を流す 昔見た夢のようだよ 遠離る意識の中で 裸の男女が手を つないだ