幸福の結末を嫌っていたのは 紙の上を滑る ペンの音が聞こえるから 不幸の結末を愛したのは そこに真実がある気になれるから それだけ たった それだけ おいしい物を食べて くだらないことで笑って 何かを好きになって でも 悲しい事実が愛おしいのは 何故なんだろう ハッピーエンドの裏側じゃ すべてを消して すべてを消してしまいたい 前向きになることを 良しとしないのは 「馬鹿みたい」って 一つ覚えをしてたから 後ろ向きになることを 良しとしたのは 前向きな人の存在があったから ファッション ニヒリスト ファッション ヒューマニスト 似た者同士で罵りあった 綺麗事にも 天邪鬼にも マニュアル通りで 誰もが飽き飽きだったんだ バッドエンドの裏側じゃ ほんの少しだけ救われたい ハッピーエンドのその瞬間に バッドエンドは見過ごされて バッドエンドのその瞬間に ハッピーエンドは凝視されていた ハッピーエンドの裏側じゃ すべてを消してしまいたい バッドエンドの裏側じゃ ほんの少しだけ救われたい