水面(みなも)に浮(う)かぶ影(かげ) 空(そら)の色(いろ)は清(そや)かに 揺(たゆた)う大気(たいき) 静寂(せいじゃく)の果(は)てまで 白(しろ)い景色(けしき) 古(いにしえ)の記憶(きおく) 今(いま)は只(ただ) 重(かさ)ねゆく数多(あまた)の願(ねが)いに 傾(かし)いだ世界(せかい)も輝(かがや)う 束(つか)ねた日々(ひび)過(す)ぎて 空(そら)の青(あお)は遠(とお)くなる 真澄(ます)みの心(こころ) 静寂(せいじゃく)を映(うつ)して 儚(はかな)い夢(ゆめ) 降(ふ)りしきる雪(ゆき)に 今(いま)は只(ただ) 薄(うす)らいだ意識(いしき)も遙(はる)か 傾(かし)いだ世界(せかい)に溺(おぼ)おる 白(しろ)い景色(けしき) 古(いにしえ)の記憶(きおく) 今(いま)は只(ただ) 重(かさ)ねゆく数多(あまた)の願(ねが)いに 傾(かし)いだ世界(せかい)も輝(かがや)う