六月の雨が街をとかして見えてきた憂鬱 何気ないため息で分かるこの日々の終わり 翼を手に入れるのは僕か?君か?空へ訊いた 銀色の天秤にかけた愛が沈む そして自由を手に入れた 君は羽ばたいてゆく 季節が仕掛けた罠にかかり君は群れに消えた 二人の未来だけここに残したまま 街は君の味方をする様に深く隠し 楽しげにはしゃぐ恋人達を見せた あんな風に笑っていた 君を閉じ込めていた これからもう君はいないひとりになる 望んでいた自由を今手にして だけど胸は苦しくなる切なくなる 引き換えにした愛が重すぎたから あんな風に笑っていた 君が必要だった あれからもう時は過ぎて君の事も 「忘れよう...」と「忘れよう...」としていた 会えないのは分かっている だけどまた 君を探すよ 僕が消した笑顔を