鏡に映った昨日が綺麗で 僕は床へとすぐに目を逸らす でもそこにある花束は嫌いで 僕はしょうがなく視界を閉じるの 自分で言ったことすら守れない そんな奴にはなりたくないよと ガラスに向かって背伸びをしたまま 僕はしょうがなく心を閉じるの ラジコンもレターセットもカードケースもクマのぬいぐるみも ここにある物には全てそれぞれにそれなりの理由がある もしも今ここで僕と君が一緒にいなかったら 見える景色の色はきっとまだ白と黒の二色 物語というものには必ず 重要になる人物がいてさ 僕が歩くのを想定したとき 一体そいつは誰なのでしょうか 君であって欲しいという願いに 嫌な現実が反比例してさ 僕が消えるのを想定したとき 一体どれほど寒いのでしょうか 「ただ君と一緒にいたい」 そんな言葉、夢、理想、声、鼓動 ここにある僕には全てそれを追いかけられる権利がある もしもあの場所で僕と君が出会っていなかったら こんな気持ちも知らずきっとまだ白と黒の二色 もしも今ここで僕と君が一緒にいなかったら 見える景色の色はきっとまだ白と黒だ けどもしもなんてことはなく今は隣にいられるから 見える景色の色はきっともう僕と君の二色