作曲 : 花本彰 作词 : 花本彰 いつものところで夢からさめて 編みかけの糸玉また拾うと 夜も更けてる ヤギは小屋の隅でなぜ震える 燃え盛るいろりの その炎の上に降るのは雪 雪は消えた すぐに消えた なくしたものなら たくさんあると 指を折って数えたひとつひとつ 思い出せない ネコは身をかがめて何を怒る 朽ちかけた天窓ふと見やると そこに居たのは鬼 鬼は逃げた すぐに逃げた たしかもうひとつ忘れてるはず 寝る前に誓った私の夢 守るおきてを それでも私のワラの手首は くびれそうな色して ゆらゆらゆれ 自分にさよならする