[00:39.333]トタンがセンベイ食べて [00:45.924]春の日の夕暮は穏かです [00:52.555]アンダースローされた灰が蒼ざめて [00:57.204]春の日の夕暮は静かです [01:01.372](春の日の夕暮は静かです) [01:14.700]吁! [01:20.460]案山子はないか――あるまい [01:26.772]馬嘶くか――嘶きもしまい [01:33.460]ただただ月の光のヌメランとするままに [01:37.829]従順なのは 春の日の夕暮か [01:41.876](従順なのは 春の日の夕暮か) [02:08.461]ポトホトと野の中に伽藍は紅く [02:14.942]荷馬車の車輪 油を失い [02:21.485]私が歴史的現在に物を云えば [02:25.989]嘲る嘲る 空と山とが [02:30.046](嘲る嘲る 空と山とが) [02:34.638]瓦が一枚 はぐれました [02:40.941]これから春の日の夕暮は [02:47.422]無言ながら 前進します [02:51.622]自らの 静脈管の中へです [02:55.894](自らの 静脈管の中へです) [03:00.861]