[00:26.695] 雲が揺れる [00:29.225] 色数多 溢れて川明り [00:36.574] [00:37.402] 並び止まる [00:39.853] 指先の淡くありたる音 [00:47.194] [00:48.020] 影の増すは [00:50.508] 旋回し果てより来てすれ違う [00:55.911] 残心と [00:57.850] [00:58.445] 見上げて礼のかかとに告げ [01:02.694] せせらぎと消えていく [01:07.208] [01:09.612] ああ 連れ添い 日も忘れ 雲に辿る [01:15.034] ああ 帰し人想う風 [01:19.933] [01:20.458] ああ さらわれそうになる [01:23.831] あと少しだけない ねえ [01:27.520] このままいさせておくれよ [01:31.571] [01:31.708] 飛んでいく 光の点滅が ほら [01:36.195] 折り重なって 道になる [01:39.590] 絶えることなく [01:41.095] いつまでも 澄み切って落ちる星の雅声 [01:46.533] みじろぐこともなく 遍くものに問で笑う [01:57.873] [02:04.339] 遠きより 泰然で [02:07.955] 近きほど 置き去りに [02:11.863] 風は立つ [02:14.142] [02:14.354] 吹いては結ぶ [02:17.206] 稜線の見目形 確かに [02:24.819] [02:25.785] ああ 道をしへ断崖に 郷里並べ [02:31.071] ああ ふくらとなり震える [02:35.899] [02:36.426] ああ 然は然りながら [02:39.025] ねえ 零れてしまいそうさ [02:43.518] 強がりの指 増すばかり [02:47.432] [02:47.710] 背を伸ばし 影は空の陽に憩う [02:51.617] 道に標は在るか [02:54.077] そこに止まり木の縁の在るか [02:58.250] [02:58.254] おやみ咲きぬ空 結ぶの遺した [03:02.310] 時として長く 細れに延ばせ問いたる [03:07.594] 確かな差を確かなもの [03:12.182] [03:12.872] 縺れた路地の間を雛が翔けていく [03:21.691] ああ やにわに [03:24.348] ああ ふわりと [03:26.931] ねえ 音も無く澄んで溶けて [03:31.433] 消えていく [03:33.470] [03:34.520] ああ 音も無く [03:39.454] [03:40.069] ああ 時に鳴き [03:45.466] [03:53.070] 一天を射すもの [03:55.594] したたかに風雪に耐え [03:58.277] 頽れるものを従えていく [04:03.813] 寂しげに [04:07.851] [04:08.336] ああ そのまま せがみ 相求め合う [04:13.536] そう 見下ろして街 さざれ 飛翔に疲れ [04:20.153] なあ 目前の雲に隠れて 声を上て叫んでいる [04:30.205] [04:30.378] 遥かなり土煙 [04:32.927] 蛻の殻の隠し図る [04:36.753] 時に引いては返す波のようさ [04:40.835] [04:40.992] 澄み切って行き交う羽の遺した [04:44.895] 日の言葉は便り [04:47.418] [04:47.590] それぞれの空を泳ぐ [04:50.304] 本当に 小さな音