憂鬱に侵される毎日が 緩やかに僕の首を締め上げる 滑らかに目を覆う嘘吐きが 躊躇無く狭い穴を塞いでく この世界の秩序と矛盾を 少しでも愛せたならば きっと世界は無限に広がる なんてこと馬鹿げた夢だ 祈ることばかり覚えて 信じることを忘れた僕らに 笑うほど柔な神など 居やしないと誰かが吐き捨てた 学ばずに無知をただ嘆いては 仕方ないなんてヘソを曲げている 冒涜を繰り返す日々の中 罪に濡れ惑う胸が膿を持つ この世界の秩序と矛盾を 少しでも理解したなら きっと世界は優しく微笑む なんてこと馬鹿げた夢だ 胸の前組んだ祈りは 願うだけの身勝手な我儘 希望だけ見せていつでも 僕らを置いて世界は回っていた 捧ぐことが ただただ嫌なだけなのさ 祈ることばかり覚えて 信じることを忘れた僕らに 笑うほど柔な神など 居やしないと誰かが吐き捨てた 祈る 祈る 捧ぐことに ただただ飽きていただけさ