急に呼び出されあわてて着替えた 予定なんてもうあったもんじゃない 急いで飛び出しギリギリ到着 だけど彼ったらどこにもいやしない いつもアイツのペース まるで反省なしでニコリ「ごめん!!」 自慢の彼じゃないけど 頼りないけれど なぜか妙に 気づくと落ち着いちゃうんだ そんなにくっつかないで 恥ずかしいでしょう 「大好きなんだ」ってよく言うよ ま、いっか!? いつも着てるシャツ 泥だらけの靴 くたびれてる顔 寝ぐせついた髪 ネガティブな私とポジティブなアイツ 星占いだって最悪の相性 映画みたいな恋に ずっと憧れていたはずなのに… アイツと一緒の景色 なじんでしまった 歩くスピードだって 私のが速い 友達の彼氏見ると うらやましいけど 2人で分け合う ミルクティも悪くない ちょっと鈍感で言葉は足りない だらしもないけれど なんかやっぱり好き さっきお前って呼んだね 心地いいかもね 夢の話は少し好きかもしれない アイツが笑うとなぜか あったかいんだよ 優しいくせに 不器用すぎる彼氏 私だけの 彼氏なの おわり