[00:02.510]いつも [00:04.020]こんなふうに考えていた [00:06.880]ぼくは 間違えるかもしれない [00:11.910]ぼくは 傷つくかもしれない [00:16.500]ぼくは うまくいかないかもしれない [00:22.200]だったら何が [00:24.960]"それでもいいさ" [00:26.300]なんていえるんだろう [00:30.890]きっと [00:32.750]あなたは [00:33.510]何もわかっちゃいない [00:36.360]悲しみが見えたんだ [00:40.810]それは [00:43.410]ぼくの悲しんできた傷あとを通して見えたんだ [00:48.870]だからほんとうのところ [00:54.680]それがいったい [00:55.820]どんなところへ辿り着こうとしているのか [01:02.370]僕にはわからない [01:55.260]いくつももクラクションが聞こえてくる [01:59.680]ソファに腰かけ [02:03.170]そんな悩みのちっぽけさに舌打ちして [02:10.510]散らかしたテーブルの上に足を投げ出し [02:25.040]今日は いったい [02:25.780]どこへ出かけようというのか [02:31.140]ワイシャツのボタンを掛けながら彼は呟く [02:42.220]"だから言ったんだ [02:46.610]安らぎを得るためにさまよう [02:50.370]すべてのものたちは [02:56.170]悲しみのために [03:01.030]立ち止まってはいけないんだ" [03:23.980]ねむたい目をこすりながら [03:28.220]目覚める朝は [03:31.720]いつも同じだ [03:36.380]何をすべきだ [03:39.710]どこへ行くべきだ [03:44.460]自分を守るためだけに [03:48.560]悩んでいるようなものかもしてない [03:56.190]どこもかしこも同じ雨に打たれ [04:11.880]雨が降ると同じように [04:19.100]うなだれ [04:20.970]輝く [04:22.380]