悲しげに少しうつむいて やっと君は呟いた 微かに聞こえたのは 精一杯の「さよなら」 その言葉あたりに響いて 桜の木々は揺れた 舞い落ちる花びらで 君が霞んでいく 不自然な沈黙の中 響く僕らの鼓動 また会えるめぐり会おう それぞれの明日を探しに出ようよ 切なさに優しさくれた 今 君にありがとう 顔上げて 僕を見た君は 泣きながら笑ってた 恥ずかしそうな笑顔 とても輝いてる 忘れはしないさ また会える涙は拭こう それぞれの夢を叶えにいこうよ 寂しさを包んでくれた 微笑み忘れない さぁ思うがままに 道無き道へ行こう 果てしない可能性が広がっていく くじけそうな時でも恐れることはない 僕はいつでも側にいる また会えるめぐり会おうよ それぞれの明日を探しに出ようよ 切なさに優しさくれた 今 君にありがとう まるでそう この花びらが 旅立ちを祝福しているようさ 寂しさを包んでくれた ぬくもり忘れない 今 君にありがとう