昔はね あれですよ マネジャーのね せんちゃんと二人で たった二人で旅したんだけども バックバンドをつけるよなっていうからね 総勢今約二十名男状態で旅してるわけですが 一回旅をするとね 一週間くらい帰れない時だってあるんですけども 大体独身者がね 多いんだけども 旅先でさ 一週間くらい会えないとさ 自分の彼女によ 会えないと思えりゃやっぱ寂しいわけ みんなまだ結婚しない奴がそれぞれ彼女がいてね ホテルから電話するわけ で 「僕???もうすぐ帰ってくるからねー 我慢してねー」する奴もいるんだけどもね しかしみんなね 音楽が好きで もういつまでも夢を持っててね そんな連中の中で歌ってる自分「たまんねぇよね、幸せもんだなぁ」と思う時だってあるんですが そんな歌を作ったんだよね ここで聞いていただきたいと思うんですが 『ローディー』っていう歌です これね サビのとこがさ 「ROADIE, Oh ROADIE」っていうメロディが出てきますが いわゆるこれはね 昔やりました 小学時代 輪唱 これになっております わかりますか あの『カエルの歌』あったよね 「カエルの歌 カエルの歌」 これ追っかけになっておりますね これもぜひ歌っていただきたいと思うんですが ちょっと一回練習してみるね ROADIE, Oh ROADIE あー そこが違うんだなー ここはね 2回目のROADIEがね 一拍早いんですよ ここ注意してくださいね もう一回これ じゃ見本ちょっと ROADIE こっちはちょっと ROADIE Oh わかりましたね はい じゃもう一回練習してみるね ROADIE, Oh ROADIE おっけおけ バッチリ それでやりますよ OK OK 流れ出る汗を今ふき終えた 脈打つ心も静かになった 俺らを照らし続けたスポットも全て消えた 共に愛した短い夜が終わる すばやい手つきで運び出されるピアノ 慣れた手つきでたぐりよせられるピンコード 俺らと働き続けたNice My Friends 傷ついたギターだけはここに置いとくれ 最後の夜汽車に乗り込むまでに 少しばかりの時間がある あしたの街へ出て行く前に唄っておくよしわがれた声で ROADIE, Oh ROADIE 男たちの夢があり ROADIE, Oh ROADIE 男たちの愛がある 汗臭いシミでよごれたシャツを着てる 不器用な顔したおちこぼれ達 なりふりかまわず明日のStageを作ってくれる そんな奴等の笑顔はとってもきれいさ 同じ夜を迎えて 同じ朝を探し 同じ風を受け 同じ雨に打たれ 共に生きてる証しをこの手に感じながら 旅をしている俺たち そうさ風来坊 夜汽車の窓から街灯りが見える 遠くあの娘の事など想い出し 淋しがり屋が指おり数え 小さなため息肩からおろす ROADIE, Oh ROADIE 男たちの夢があり ROADIE, Oh ROADIE 男たちの愛がある