一人ボッチの僕が プルーと会ったのは 夏の終わりの北の街 僕を見るなりかけてきて やさしい目をしてついてきた 一人ボッチの僕と プルーが眠る頃 オマエの体に吹きつける 冷たい風が気がかりで 眠れぬ夜もあったのさ 一人ボッチの僕と プルーが別れたのは 悲しい目をした日暮れ時 誰かにオマエをたのめたら 今また会いに行けたのに 栗毛色した小犬のプルー 行方もしれない 僕のプルー