ハートビート・クロックタワー/Heartbeat clock-tower 作詞:悪ノP 作曲:悪ノP 編曲:悪ノP 合音:鏡音リン・鏡音レン by:CHHKKE 時計塔の 歯車の音 それは彼女が生きている証 この秒針が止まらぬように 見守るのが「僕」の役目 かつての主人 物欲の化身 自らの罪は いつの日か おのれ自身を滅ぼすのだと どうして早く気付けなかったか 彼女の半身に今も残る 醜い火傷の跡は あの二人の思い 出を刻んでる 今日もまた 迷い込んだ 何も知らぬ哀れな訪問者 彼らもすぐ「墓場の主」の 胃袋に収まることだろう 主役気取りの あの「女の子」 いつも通りのわがまま三昧 「片割れ」を失ったさみしさ 少し顔に宿しながら 孤独な男がその死の間際に作り上げた 森の奥の小さな映画館/ 忘れ去られたその時に鳴り始めた ぜんまい仕掛けの子守唄 「血染めの鋏」 「紫色の刀」 いまだ目覚めぬ彼らを待つ日々 全ての唄が語られたときに 理想郷は完成するらしい 時計の針が 止まることは 彼女自身の終わりを意味する 錆ついて欠けた歯車達 残された時間は長くない 孤独な男がその死の間際に作り上げた 森の奥の小さな映画館 館長を務めるのは彼が最も愛した 「ぜんまい仕掛けの人形」 覚悟は決めた 僕は自らの左胸に そっと手を当て深く差しこんだ… │七つの大罪:│ │リン:傲慢(superbia)│ │MEIKO:暴食(Gula)│ │ルカ:嫉妬(Invidia)│ │がくぽ:色欲(Luxuria)│ │KAITO:貪婪(Avaritia)│ │ミク:怠惰(Acedia)│ │GUMI:憤怒(Ira)│ 僕のぜんまいは時計塔の歯車と 響き合って そして新たに始まる物語 時計の針が止まらぬように 廻り続けるのが僕の役目 -END-