もしも 隣の車両に 君がいるのに気付いても ラッシュアワーの なかじゃ 声もかけられない それなりに 忙しくて 二人でなかなか 会えなくて 電話の向こうの声でも 切なくなるよ 二人合わせた休日が 幕を閉じる頃は 君を抱きしめる 腕に力が入るよ 悲しくて悲しくて どうしようもないときも 笑ってみせる そんな君をわかりたい 誰よりも誰よりも 僕じゃなきゃって 思わせるよ会えなくても側にいたい 最終の電車待ってる 少し冷えた駅のホーム 優しい言葉なんかじゃ 君を悲しくさせるだけ 山の手から下りてくる 北風が目に痛い 白い息が流れる肩に 雪が降るといいね 二人で会ったその夜に 電話をかけてくる そんな君の 素敵な気持ちを ずっと忘れないで ひび割れた 唇 が 少しだけ痛かったキスも 観覧車の中に 忘れた手袋も 今 僕らがこうして 幸せでいられることに ひとつだって 欠けちゃいけない 悲しくて悲しくて どうしようもないときも 笑ってみせる そんな君をわかりたい 誰よりも誰よりも 僕じゃなきゃって 思わせるよ 会えなくても 側にいるよ