[00:20.48]日が昇る前に [00:23.59]君の眠るこの部屋を出よう [00:32.11]誰にも気付かれないように [00:43.94]有りっ丈の小銭を握り締めて [00:55.89]背負い込み過ぎた [00:59.29]荷物は全部置いて行こう [01:05.74]結局何の役にも立たない物だから [01:19.27]無人駅のホームに立って [01:30.93]なぜだろう僕は自分の名前を呟いた [04:32.69][01:42.11]嗚呼 時はいつも [04:38.19][01:47.58]あっという間にただ過ぎてゆき [04:44.11][01:53.56]頼りなくちっぽけな僕の背中を [04:50.02][01:59.42]追い越してゆくんだ [04:54.94][02:04.36]だから僕は今日も [05:01.98][02:11.32]朝日を見上げては笑うんだ [05:07.98][02:17.23]大きな声で自分を笑い飛ばすんだ [02:24.68]旅立ちの朝に [02:35.77]君が今も [02:38.34]静かな眠りの中にいることを願う [02:45.15]決して何にも妨げられずに [02:58.37]車輪のない列車に乗って [03:10.36]旅人は旅立ちの理由を考えた [03:21.68]嗚呼 僕はいつも [03:26.96]会いたいと思う故の寂しさを [03:32.95]思うように君に伝えられずに [03:38.84]傷付けてしまう [03:43.63]そして時がいつか [03:50.70]僕を許してくれるその日まで [03:56.62]声なき声で君に語り続けよう [04:03.99]罅割れた空 [05:16.76]暁光の中の 旅立ちの朝に [05:59.66]終わり