鳥たちが飛び立ってくよ 高い空へと 僕等もいつかあんなふうに飛べるだろうか 家に帰るときにも じゃあな と言って別れた 明日また会う約束なんてすることもなく、 緑の風が吹いてる丘で 笑顔の先の夕日に こわれそうな優しさと そっと抱えて きっと何故生まれたの 何故出会ったの 理由(わけ)はあったとしても 同じ季節の中で 今 君と生きている キャッチボールよくしていた川原のグランド 昔買って貰った あのグローブはどこ 石ころを拾って 向こう岸(きし)へ投げた 君は何にも答えなくても分かる気がした ささいなことで揺れ動いては 溜息をつくけれど 頼りない瞳でも光は見える きっと 僕は誰だろう 君は誰だろう それは関係なくて 同じ大空の下 今 君と生きている 家に帰るときにも じゃあな と言って別れた 明日また会う約束なんてすることもなく 緑の風が吹いてる丘で 笑顔の先の夕日に こわれそうな優しさ そっと抱えて きっと 何故生まれたの 何故出会ったの 理由はあったとしても 同じ季節の中で 今 君と生きている 終わり