[00:21.69]二度と目覚めなければ良いのにと [00:25.34]思いながら目を閉じて [00:28.57]空の頭で何度も考えてた [00:32.71]幸せな結末を [00:35.86]叶える術はもう無いと悟って [00:40.07]もういいやこれ以上はやめよう [00:43.72]どれだけ横になっても眠れずに [00:47.56]意識だけが夜の彼方 [00:51.04] [00:51.13]固く閉じた瞼の裏はどうやら [00:55.20]暗黒では無いらしい [00:58.47]次々浮かぶ景色や人や物をただ [01:02.95]ボーっと眺めて [01:05.44]全てが遠い世界のように感じ [01:09.56]呼吸するのままならない [01:13.29]ねぇやめて私はもう手遅れ [01:16.97]そちらにはもうどうやったっていけないよ [01:22.29] [01:22.64]「ⅹⅹⅹⅹⅹ。」 [01:25.16]「ⅹⅹⅹⅹⅹ。」 [01:27.90] [01:27.93]千年樹が欠伸して [01:31.35]うつらうつら見守る真夜中 [01:35.23]狼の子供が [01:38.65]夢の中で母親に会う [01:42.66]「夜が深くなったよ [01:46.10]寝ない子は食べられてしまうよ」って [01:50.37]喰われたほうがマシだった [01:53.91]そんな毎日が明日も [01:57.14]続いてく [01:59.26] [02:05.02]誰とも関わらずに [02:07.23]誰からも相手にされる事が無い [02:12.41]そんな毎日を誰よりも強く [02:16.05]望んでたはずなのに [02:19.27]一度知ったらもう忘れられない [02:23.43]手の温もりが邪魔をするの [02:27.13]灯りの消えて部屋で独りきり [02:30.84]時計の音だけが静かの響いた [02:36.15] [02:36.35]「ⅹⅹⅹⅹⅹ。」 [02:39.04]「ⅹⅹⅹⅹⅹ。」 [02:41.79] [02:41.82]淋しくて悲しくて [02:45.12]気付かれない場所で独り泣いて [02:49.10]どうせ朝が来たら [02:52.52]忘れたフリで笑うのでしょう? [02:56.41]世界の片隅で [02:59.92]何もせず震えてるだけなら [03:04.02]死んでるのと変わらないわ [03:07.71]そして今日もまた眠れず [03:11.04]朝が来る [03:13.01] [04:00.22]夜の狭間で [04:02.67]朝日に怯えてうずくまって [04:06.62]ただ時が過ぎてく [04:10.12]そんな毎日はもう止めたいの [04:13.90] [04:14.05]千年樹が欠伸して [04:17.42]うつらうつら見守る真夜中 [04:21.40]人間の子供が [04:24.87]己へ復讐を誓う [04:28.72]「夜が深くなったよ [04:32.24]寝ない子は食べられてしまうよ」って [04:36.70]喰われたほうがマシだった [04:40.04]そんな毎日が明日も [04:43.53]そして朝が来たら [04:46.99]そのとき笑っていられたら [04:51.60] [04:54.80]その時こそ本当に [04:58.04]眠れるの? [05:02.53] [05:27.32]END [05:29.47]