また二人で見つけようよ 遠すぎて消えてしまったものや 側にありすぎて消してしまったものや 痛みの数だけ強くなると言えた弱さを リュックの中 夢と不安が半分ずつで 捨てられない写真で仕切って東と西へ 双眼鏡が微かに見た景色は 別々の地図選ばせた 思いもしなかった 一人でいる時も二人でいる時も 同じ寂しさがあるなんて 近寄るだけじゃ手に入れられない 温もりがあるなんて 愛されたいと望みながら その先は怖くて目を背けてた また二人で思い出そうね 追いつけなくて笑いあった事や 追いかけすぎて通り過ぎた事や 何が出来るのかを知った時に知る儚さを いつかきっと 待ってる さあそれから約束と後悔の靴を履いて 双曲線上笑って手を振った始まりの日 「それぞれの星と闇を巡ったら 銀河で待ち合わせましょう」 離れたくないと願いながら 離れゆく二つの引力の行方を また二人で探そうね 幸せの位置や 悲しみとの距離や 憧れに触れて確かめて 何が出来ないかを知った時に知る強さを いつかきっと 出会わない旅路で出会えたら 臼分の軌道と光度で心は燃えて声に変わって 繋がって生まれた偽りのないメロディー その鼓動と周期を把握して生まれた意味は 生きてゆく意味など超えた場所にある あなたと繋いだこの歌を 歌いなから 迷いながら 私はここ 冒険の途中 ひとりにひとつ与えられてしまった 世界の真ん中 また二人で見つけようよ 遠すぎて遠ざけちゃったものや 側にありすぎて変えてしまったものや 痛みの数だけ強くなると言える弱さを その正しさを 強さと引き換えに差し出した 涙の在処を そしてきっと 平行な旅路の交差点で 今もずっと 始まりの二人が待ってる 待ってる