[ti:針のない時計] [00:10.114]詩:田口俊 [00:19.442]暮れかけた教室の窓に近い席の [00:29.150]君の一角だけが今も鮮やかだ [00:40.696]あの頃僕はいつもとても無口な君に [00:51.511]誰かの受け売りで愛を語っていた [01:03.277]初めて君を抱いた夜の窓を打つ雨音に [01:13.466]結ばれない予感が心をかすめた [01:46.503]通勤電車の中君の幻見た [01:56.324]ドアに浮かぶ輪廓見知らぬ長い髮 [02:08.581]東橫線は二度と夢を運ばないさ [02:18.690]針のない時計が刻んでたキャンパス [02:30.89]期限付きの青春だと誰かが笑ってた [02:40.839]僕たちの愛さえも歸らぬ時の中 [02:52.323]さよならも言わず去った君 [02:57.835]友達のままならまた會う事だって [03:08.986]Ah...