[00:38.13] [00:39.54]燃えるような 紅い体に [00:43.16]私は100億の孤独を見た [00:46.91]自由求め はばたく姿は [00:50.61]こんなにも窮屈に見えるのか [00:54.36]「愛する人よ永遠なれ」と [00:57.96]旅立つ貴方の手は塵と消え [01:01.66]空を泳ぐ思考の中で [01:05.33]時間は天命(いのち)を侵して行く [01:08.95] [01:09.75]北の岬では “其れ”を信じて [01:14.35]死を流したと云う [01:17.32]西の塚では “其れ”を求めて [01:21.77]血を穢(けが)したと云う [01:25.21] [01:26.01]幸せは此処に あるのですか? [01:29.64]夢の中に居る様な [01:33.36]貴方が求めた 其の景色は [01:36.99]ただ徒(いたずら)に恋しくて [01:40.71]酷く疵(けが)を 負って居る様で [01:44.46]治む気配は無い様だ [01:48.06]しかり、突きつけたやいばの端は [01:51.85]鈍く光をそり返す [01:57.49] [02:13.77] [02:15.77]融けるような 黒い瞳に [02:19.62]私は100億の鼓動を見た [02:23.44]ひとおもいに 突き刺せばそう [02:27.07]無限の泉が手に入ると [02:30.96]昔誰かが “幸せの [02:34.42]探し彷徨(さまよ)う話し思い出す [02:38.18]籠の中で飼われる事に [02:41.86]“彼”自身幸せで在ったのかな [02:45.59] [02:46.39]探し求めた “其れ”は [02:49.62]只の鳥、に過ぎなかった [02:53.77]形見のやいば 静かにうち捨て [02:58.14]宙(そら)見て泣いた [03:01.16] [03:02.51]幸せは何処に あるのですか? [03:06.21]かつて私が夢見た [03:09.73]永遠など 無くても善かったと [03:13.67]気付いたのが遅すぎた [03:17.13]まるで塵の様な [03:20.95]みすぼらしくも [03:24.51]肺の虫が自我を 喰う前に [03:28.21]そっと伝えられたならば [03:32.61] [03:36.29]...music... [03:45.73] [03:47.73]果て行く体 もう永くない [03:55.14]誰より私が知る [04:02.64]ならば唄ってくれないか [04:08.61]そう 幸せ探しの鳥の唄を [04:20.01] [04:22.63]幸せは此処に あるのですか? [04:26.43]夢の中に居る様な [04:30.06]貴方が求めた 其の景色は [04:33.86]輪廻をなぞる [04:37.41]幸せは何処に あるのですか? [04:41.34]いつか私が想い描き [04:44.84]貴方が求めた 其の景色は [04:48.66]燃えた生命と惑星(ほし)の [04:53.83]