[00:06.64]手に握ったその瞬間(とき) [00:08.09]僅か一輪の赤い花を [00:11.51]解った棘の痛み [00:15.08]流れる血を眺め [00:20.62]少しも嘆くこともなく [00:26.46] [00:29.37]咲き乱れる花は [00:32.80]迷うより早く [00:36.33]全てを飲み込んだ [00:40.05]自らの心までも [00:43.58]本当は分かっていた [00:48.90]儚き終わりの始まり [00:55.63] [00:56.28]“もしもいつかやり直せるなら” [01:03.34]強く願う 想いを遂げたいと [01:10.46]けれどそれでも 鮮やかに色づいた花は [01:17.54]時と共にいつの日か色褪せてしまうのだろう… [01:27.65] [01:40.41]愛された日々も [01:43.89]守りきった場所も [01:47.44]全ての記憶が [01:51.09]かけがえのない輝き [01:54.60]けれど時を超えて [01:59.95]二度とは繰り返せはしない [02:06.79] [02:07.35]“もしもいつかやり直せるなら” [02:14.40]強く願い 今叶うはずなのに [02:21.53]けれどそれでも理を識る花は [02:28.64]いつもいつまでもその掌の上で嗤うよ [02:39.56] [03:04.40]“もしもいつかやり直せるなら” [03:11.33]淡い想い 散ってしまったけど [03:18.39]けれどそれでも強く強く願うから [03:25.52]あの丘に咲いていた [03:28.98]鮮やかな花だけは枯れないで…