かざしたその手に 伝わる真紅は 幼い心を繋ぎとめてた 日陰に写した永久の時を 拾い上げたなら 廻る運命 嘆きのロンドに意味を求めても 古の裏に涙は枯れた 連なる旋律にただ身を任せ微笑んだ 月明かりの下で朽ちてゆく 命の音が聞こえる 馳せる想いは暗闇に舞う 満ちることない気持ちはそこになった 言葉足らずの純粋ならば 虚実の海に消えてしまえばいいさ 切なく繰り返す旋律はまだ終わらない 儚く零れ落ちた紅い紅い 一筋の悲しみ 馳せる想いは暗闇に舞う 伝えきれない気持ちがここにあった 言葉足らずの純粋ならば 虚実の海に消えてしまえばいいさ