壊れた魂は千々に乱れて 想いの数だけ怨みに変じながら 黒々と湧き出だす雲を纏いて この世の凡てへと 呪の言の葉を吐く 然りとて懐かしくも淡い記憶は 現世と幽世を行きつ戻りつ廻る 結びし朱印に落つ 温かな水は未だ拭えぬ未練への波紋 あの輝いてた また煌いてた  日々は霞の彼方へ そう雅やかな麗しき時は  もう二度とは戻らずに 陽炎のように 蜃気楼のように  現れては溶けて逝く 重なりし影は 二つの鼓動は  もう二度とは戻らずに 消える 噫 人を恨むればまた  自らも堕ちる底なしの闇の扉が開く あの輝いてた また煌いてた  日々は霞の彼方へ そう雅やかな麗しき時は  もう二度とは戻らずに 陽炎のように 蜃気楼のように  現れては溶けて逝く 重なりし影は 二つの鼓動は  もう二度とは戻らずに 消える