混んだ朝のエスカレーター すべる人波が ほどける地下鉄 くらむ陽射しに 目を細め 一人歩きだす もうあなたのいない夏の街へ ちがう道を選んだ あの時の二人 愛し方も知らずに 求めあい 傷つけた まぶしい風のシーズン Girl さよならって さぁ 告げるのよ 哀しみにたたずむ きのうの私に Girl まだ夢は あゝ 遠いけど 輝いていたいの あなたに負けないくらい 今年 知りあったばかりの 友だちがくれた おはようの笑顔が うれしかった 懐かしいそよ風が ふと髪をゆらし 私を追い越しても もう二度と 振りむいて あなたを探さない Girl 平気よって さぁ 告げるのよ 心配してくれた あの日のあなたに Girl まだ胸は あゝ 痛むけど いつかこの都会で 笑ってすれちがいたい Girl さよならって さぁ 告げるのよ 哀しみにたたずむ きのうの私に Girl まだ夢は あゝ 遠いけど 輝いていたいの あなたに負けないくらい