[ti:] [ar:] [al:] [00:30.80]大粒の雨が傘を叩く音、 [00:37.31]聞きながら 坂道を越えていくと [00:44.96]辺り一面を埋め尽くすほどの [00:51.43]紫陽花が目の前に広がった [00:58.98]打ち殴る雨の中 身を裂くような風の中 [01:05.50]お前だけは力強く咲いていた [01:12.59]眩しいほどに 強い色を抱き [01:20.18]雨の季節に歌い続ける花 [01:26.90]薄暗い空に晴れない心にも [01:34.26]お前の声が優しく 染み込んでいくようで [01:55.79]未来にね 夢だとか希望とか [02:01.06]抱いてね その度に不安でね [02:06.24]だけど頑なに信じてた [02:41.50]打ち殴る雨の中 身を裂くような風の中 [02:48.08]お前だけは嬉しそうに咲いていた [02:57.16]眩しいほどに 強い色を抱き [03:04.55]雨の季節に歌い続けた花 [03:11.24]夏の訪れが別れを指しても [03:18.77]この胸の中 思い出、咲き続けてくれ