作词 : 松本隆 作曲 : 吉田拓郎 独白:「暗い地下道をくぐり抜けると 翼を広げる色の無い街 苦い暮しを 見下すように ひときわ高く白いマンション」 「303」の若い少女が エレベーターに泣いて乗り込も 地方の親のすねをかじって 彼と一緒に住んでいた娘さ 永すぎた春 時の流れを 荷作りしてる 恋人を背に 愛で飾られ 愛で汚れた 「303」も今日で空室 ハートブレイク・マンション住んでみませんか 日照(日当たり)良好 交通至便 ハートプレイク・マンション住んでみませんか 豪華な部屋がお待ちしてます 「505」の中年夫婦 三月ほど前娘が嫁に 淋しさだけをはしでつついて 晩の食事も火の消えたよう ビールの泡に浮かびはじける 若い秘書との うたかたの夢 四十の坂を のぼった妻は 哀しい顔で見ても見ぬふり ハートブレイク・マンション住んでみませんか 日照(日当たり)良好 交通至便 ハートブレイク・マンション住んでみませんか 豪華な部屋がお待ちしてます 「707」は老人の部屋 陽のあたる椅子湯のみがひとつ 子供のように透みきった瞳が 時を見つめてただ笑ってる 隣り近所のカギッ子たちは テレビの箱で息をひそめる 老婆の夢は身体を離れ ふるさとの山や川をさまよう ハートブレイク・マンション住んでみませんか 日照(日当たり)良好 交通至便 ハートブレイク・マンション住んでみませんか 豪華な部屋がお待ちしてます 独白:「エレベーターが屋上に着いて 金網ごしに都会が見える 深い青空 ギラついた太陽 ぼくは一息背のびを」