まだ遠い日のあの空へ 息をするだけで繋がる様な 一片 この痛みを もうどうしても帰れない 白い半円の月の船は 星屑を砕いて 朝日のほうへ 燃え尽きた酸素のにおい マーブルの夢を見ていた 胸に透明なフィルター 息をすれば闇の中 あの空からはみえないよ