あなたのことを想うたび 胸がいたむのは何故かしら 恋をしたときにどうしてこんな 切ない気持ちになるのでしょう 意気地のない愛はいつも 始まるまえに終わる 涙があふれだすまえに 心が泣きださぬように あなたか振り向いたときに 目を閉じる 心に風か吹く 心に雨か降る 空に架かる虹は誰のため? 他愛のない愛のうたは かけかえのないものに捧げるよ 奇跡か訪れた朝に 天使か舞い降りた場所に 美しい音楽のように 甦る 涙があふれだすまえに 心か泣きださぬように あなたか振り向いたときに 目を閉じる 目を閉じる おわり