少しも変わらない午後 通り過ぎる車を 明るい窓へ埋め込んで もの静かに眺める そんな時は決まって 優しいそうな視線がある 話もせずにただ愛を 感じている人が居る 一度だけさよならを 言いかけための日さえ ささいなでき事に変わり 振り向く事もしない今 悲しいまでの愛がある