アメのトビラまたふさいだ 波打ち際ヒカリをもつ 咲き誇る夜明け近くの 魔法を羽織り星を駆ける 狭さを増す言葉の手 十の身を任すなまえ 例えば真っ白い空気を 深く大きく吸って フライトの如く吐いたら 思いのまま飛び出す 鳖甲に手をかけた姿は 遠泳を司る開く目 煙幕の中指差した 凹凸の道転がる 与えた最後のぐっすりさを 捉えた夜に捨て 鉛の夕方隙間だけ 摇らいだ風に乗る 魅かれて見えた遠くの絵は 溢れて続く夜 未来はすべてその目から 放つ陽を受けている