作曲 : 本田 海月 作词 : 本田 海月 街の灯は燈る 凍てついた心照らして 暮らした日々の痛み 安らぎ ぬくもりに過ぎ去ってゆくだろう 冬の果てから届く風華 街の灯 包んで溶けた 届かなかった夢も なさけなかった恋も 街の灯 包んで咲く 暗闇に透きとおるように 街の灯は燈る 幾千の夜を重ねて 繰り返してゆく折り あやまち 風はまだ止むことを知らない 冬のカケラを誘う風華 街の灯 包んで揺れた 投げ捨てた言葉も 傷つけた苦さも 街の灯 包んだ花 冬の記憶を運ぶ風華 街の灯 かすんで遠く 溢れ出した愛しさも ささやかな願いも 分かち合った時間も 絡めあった指先も 為すすべもなく泣いた 止めどもなく流れた 街の灯 涙の花 悲しみが 透きとおるように 暗闇に 透きとおるように 風はまだ止むことを知らない