詞·曲/ 儿 「さよなら…愛した人」 亡骸抱える君にはもう… あれから幾年の時が流れ 魂は輪廻を迎え 削がれた前世の記憶 過ちも大切な「愛」も 子宮に向かう慾の犠牲か? 孕むのは「愛」か「憎悪」か 選択の余地は無い 繰り返すのは「罪」か「悲しみ」か? 許せない「愛」さえ 虚無に溶けて交わる 命は何も知らず 救えぬ現世に生まれ 生れ落ちた「赤ん坊」は心に自我が芽生え始める 母は知らぬフリをしてまた過ちを繰り返すだろう 形成された価値観が「正しさ」だと履き違えたまま その「正義の名の下に」心に消えない傷を 望まれない「生命」 断ち切れない「運命」 削がれ落ちた願望に やがて「絶望」の意味を知る 自己中心的な思考 やがて「孤独」の意味を知る 何も見えない明日に やがて「不安」の意味を知る 初めての温もりに やがて「愛」の意味を… 果て無き青空に羽ばたく夢は儚く 夢無き君と今、夢の中 果て無きこの宇宙に輝く愛も儚く 愛無き君に今、償いを LOVE+***=PREY HEAVEN≠HELL BLESS×NIX=HOLLOW HOPE≒DESPAIR 虚しき空、虚無感果て無く 私は繰り返すことを望まない 「さよなら…愛死た自分」 もう生きる価値さえ無い 見なくて良いものが多過ぎて「真実」にこの身は汚れ 許せない「自分」さえ 虚無に溶けて流れる 遠くで泣く君さえ救えぬ声に刻む 許せない「罪」さえ虚無に溶けて忘れ消えゆく And repeated again... 永久に揺らぐ Vanitas 何故人は愛し合い、傷付き涙流すのか? 何故人は憎み合い、苦しみ涙流すのか? 何故人は人の死を、悲しみ涙流すのか? 何故人は殺し合い、過ちを繰り返すのか? 救えない「生命」 掛け違う「運命」 逃れられない「宿命」 死してまた繰り返す -END-