懐かしい歌流れた 八月の風運んだ ふいに思い出溢れた  立ち止まって空見上げた ねえ 君はまだ覚えている?  焼けた素肌が痛かった はたした風船見送った  二人ずっと手をつないだ この駅はあの海岸まで続いてる 予定外でも思い出の場所へ 会いに行こう 裸足で駆け出す  君と僕つないだ手 靴も脱ぎ捨てて  砂浜に残した二人の足跡 眩しい季節に響いてた笑い声 今はもう戻らない夏の日 潮風が優しく迎えた  そこはあの頃のままだった ジリジリ焼けた石段も  ポツンと建った古い店も ねぇ 僕はまだ覚えている?  ここで語った全てを 濡れたシャツも構わずに  胸の鼓動だけ感じてた 裸足で駆け出す  君と僕 つないだ手 靴も脱ぎ捨てて  砂浜に残した二人の足跡 眩しい季節に響いてた笑い声 今はもう戻らない夏の日 今になって甦ってきた記憶は意外にも 温かく僕の心に溢れては  止まりそうにない 裸足で駆け出す  君と僕 つないだ手 靴も脱ぎ捨てて 二人の足跡残した 眩しい季節に響いてた笑い声 今はもう戻らない懐かしい 八月の風が運んだ夏の日