[00:32.85]嗚呼 宵待ち窓を [00:38.12]開ければ風と隣の子のリコーダー [00:47.29]嗚呼 西の空には [00:52.63]落ちるものかと茜色の夕陽 [01:01.02] [01:01.81]一時待たずにまた今日が [01:08.95]昨日という過去に名前を変える [01:15.41] [01:15.98]はなむけにビールを飲もう [01:19.50]今日の日に感謝を込めて [01:23.69]俺が飲まないのなら [01:27.10]どこの誰が飲む? [01:30.52]少しだけ足を伸ばして [01:34.01]遠い日の恋など思えば [01:38.20]密か満ちる心に [01:41.68]黄金の泡沫 何を見せる? [01:47.46] [02:01.86]嗚呼 青春それはまるで爪痕 [02:10.79]愛でるよりもヘビー [02:15.61] [02:16.27]涙で流すには遥かで [02:23.51]笑うには誠実すぎた日々よ [02:29.89] [02:30.53]ちびちびと飲むのはおよし [02:34.04]どうも景気悪くてだめだ [02:38.15]淡き傷の数だけ [02:41.66]空けたグラスの誇らしき [02:47.33] [02:47.75]無い物ねだりがすぎてた [02:51.30]身の程知らずがすぎてた [02:54.90]あいつは今どうしている? [02:58.97]いつか会えた時に [03:02.20]愛してると言ってやる [03:05.88] [03:12.18]それならばビールを飲もう [03:15.82]添えられる言葉もないが [03:19.98]俺が飲めないのなら [03:23.51]誰か飲んでくれ [03:26.83]夜に詩を詠みたいけれど [03:30.39]字にすれば褪せてゆくから [03:34.50]朝になれば消えてく [03:38.05]記憶の狭間に隠しとこう [03:44.46]