[00:16.886]冷たい月に導かれるように眠れない夜が訪れる [00:22.713]そんな時はいくつかの死を幻想して過ごす [00:27.173]私は死ぬのが怖ろしいのだ [00:30.897]何故私は生きている? [00:35.727]明日突然私がいなくなったとしても [00:39.072]何事も無かったかのように機能してゆく [00:43.290]私はこの世界が怖ろしいのだ [00:47.692]何故私はここにいる? [00:49.910]生きているから哀しいのか? [00:53.720]死んでゆくから哀しいのか? [00:57.872]殺す為に生きているのか? [01:01.832]殺される為に生きているのか? [01:06.052]生きているから笑うのか? [01:09.862]死んでゆくから笑うのか? [01:13.912]殺す為に生かされているのか? [01:18.048]殺される為に生かされているのか? [01:22.432]黒の歴史 [01:24.419]死の幻想 [01:26.272]喪失の詩 [01:29.091]光溢れる夏には新しく歴史が生まれ変わるというのに [01:34.448]未だタナトスに抱かれる幻想は終わらない [01:38.646]見ている [01:40.027]見ている [01:40.812]見ている [01:41.758]見ている [01:42.684]私を……私を [01:44.698]私を見ている [01:46.041]見ている [01:46.861]見ている [01:47.596]見ている [01:48.252]見ている [01:49.667]鳴呼……タナトスは今も何処かで私を……私を見ている