[00:00.00]第十三巻 509ページ [00:04.74] [00:09.34]私は馬鹿だ [00:11.21]そう沈んでから気付いた [00:12.62] [00:13.84]私は [00:15.41] [00:15.72]歌いたかった [00:16.73] [00:17.36] [00:18.53]この歌を聴いて欲しかった [00:19.94] [00:20.75] [00:22.16]それだけだった…/ [00:24.59] [00:25.49]《 Chronicle 2nd 》 [00:33.64] [00:34.91]Vol.14 [00:42.07] [00:42.85]海の [00:49.44] [00:52.08] [00:56.54]蒼い波の [00:59.86]照らす…月は冷たく [01:03.74]大きな巖場の陰(シェイド [01:07.53]庭舞臺(テラス)…夜は冷たく [01:11.31] [01:11.78]聴いて…嫌や…聴かないで [01:15.16]空を呪う [01:18.98]恨み唄…いや…憾み [01:22.75]海を渡る [01:26.47] [01:26.98]楽しければ笑い [01:30.41]悲しければ泣けば良いでしょう [01:34.73]けれど今の私には [01:38.97]そんなことさえ [01:42.32]私はもう人間(ひと)ではない [01:46.62]歌うことしか出來ぬ [01:49.82]悍しい化け物へと変わり果てていた [01:57.45] [01:59.56]生きることは罪なのだろうか [02:02.68]望むことは罪なのだろうか [02:05.32]歴史よ…アナタの腕に抱かれた [02:07.36]彼女達は言うだろう [02:09.77]「アナタの愛は要らない [02:11.76]私はそんなモノを愛とは呼ばない」と [02:14.57] [02:14.92]嵐を導く哀しい歌聲は [02:18.17]白鴉の途を遮るかのように [02:20.89] [02:22.12]END