[offset:500] [00:00.00]「彼女こそ…私のエリスなのだろうか…」 [00:04.62] [00:07.19](Sacrifice' Sacrifice' ah...Sacrifice' Sacrifice' ah...) [00:24.97] [00:25.45]无邪気な笑顔が 愛らしい妹は [00:34.55]神に愛されたから 生まれつき幸福(幸せ)だった [00:44.03]一人では何も 出来ない可愛い天使 [00:53.32]誰からも愛される 彼女が妬ましかった [01:02.86]器量の悪い私を 怜れみないでよ… [01:12.08]「──惨めな思いにさせる、妹(あの子)なんて死んじゃえば良いのに…」 [01:21.48] [01:22.14](Sacrifice' Sacrifice' ah...Sacrifice' Sacrifice' ah...) [01:40.28] [01:40.58]あくる日妹は 高热を出して寝込んだ [01:49.74]ごめんなさい神様 あの愿いは嘘なんです [01:59.24]忏悔が届いたのか やがて热は下がった [02:08.47]けれど今度は母が 病の渊に倒れた [02:17.92]母が今际の時に遗した言葉は… [02:27.20]「──妹(あの子)は他人とは違うから、お姉ちゃん(あなた)が助けてあげてね…」 [02:36.53] [02:37.05](Sacrifice' Sacrifice' ah...Sacrifice' Sacrifice' ah...) [02:55.53] [02:55.81]母が亡くなって 暮らしにも変化が訪れ [03:04.99]生きる为に私は 朝な夕な働いた [03:14.41]村の男達は 優しくしてくれたけど [03:23.80]村の女達は 次第に冷たくなっていった [03:33.20]贫しい暮らしだったけど 温もりがあった… [03:42.48]「──肩を寄せ合い生きてた、それなりに幸福(幸せ)だった…」 [03:51.78] [03:52.25]それなのにどうして…こんな残酷な仕打ちを…教えて神様! [04:01.78]妹(あの子)が授かった子は 主が遣わし给うた 神の御子ではないのでしょうか? [04:15.71] [04:21.29]──妹が子供を身篭もっていることが発覚した夜 [04:25.47]村の男達は互いに顔を见合わせ口を噤んだ [04:30.54]重い静寂を引き裂いたのは耳を疑うような派手な打音 [04:35.38]仕立屋の若女将が妹の頬を張り飞ばした音… [04:39.66] [04:39.94]泥棒猫…可哀想な子だと…世話を焼いて…恩知らず… [04:44.70] [04:44.88]──断片的な記憶…断罪的な骂声… [04:48.63]呜呼…この女(ひと)は何を唤いているんだろう? 気持ち悪い [04:54.45]ぐらりと世界が揺れ 私は弾け飞ぶように若女将に掴みかかっていた… [04:58.51]緋く染まった视界 苦い土と锖びの味 头上を飞び交う口论 神父様の怒声 [05:07.60]纯洁の…悪魔の契り…灾いの种…マリア様の…谁もガブリエルを…火炙りだ [05:15.65]「呜呼…悪魔とはお前达のことだ!」 [05:18.03]──そして…妹は最后に「ありがとう」と言った… [05:21.59] [05:21.99]心无い言葉 心无い仕打ちが どれ程あの娘を伤付けただろう [05:31.86]それでも全てを…優しい娘だから…全てを赦すのでしょうね… [05:41.24] [05:41.39]「でも、私は絶対赦さないからね…」 [05:43.39] [06:02.54]「この世は所诠、楽遠の代用品でしかないのなら、 [06:06.38]罪深きモノは全て、等しく灰に帰るが良い!」 [06:20.78][06:10.51] [06:11.41]──裸足の娘 冻りつくような微笑を浮かべ [06:16.04]揺らめく焔 その闇の向こうに『仮面の男』を见ていた──