さ よ な ら ずっと 君(きみ)と 同(おな)じ時間(じかん)を 生(い)きたかった 然(さ)れど 摂理<かみ>は 決(けっ)して僕(ぼく)たちを赦(ゆる)さないだろう 幾(いく)つもの罪(つみ) 重(かさ)ねながらも 僕達(ぼくたち)が求(もと)めたのは 其(そ)れは《恩寵》<ひかり> 其(そ)れは《愛情》<ひかり> 其(そ)れは《幸福》<ひかり> 其れは《未来》<ひかり> 暗闇(くらやみ)の時代<とき>に生(う)まれて 儘(まま) 君(きみ)と出逢(であ)い 惹(ひ)かれ合(あ)う 其(そ)の想(おも)い 死(し)せる後(のち)も 止(と)められずに 宵闇(よいやみ)の唄(うた)を集(あつ)めて 此(こ)の墓碑(ぼひ)に捧(ささ)ぐ 復讐(ふくしゅう)は誰(だ)が為(てめ)に モリも イドも 七(なな)の墓碑銘となる 「なるほど…そうか…この骨(ほね)が…この井戸(いど)が僕(ぼく)の そうだね、エリーゼ…僕達(ぼくたち)の時代(じだい)は、もう…終(お)わったんだ…」 「キミが今(いま)笑(わら)っている 眩(まばゆ)い其(そ)の時代(じだい)に 誰(だれ)も恨(うら)まず 死(し)せることを憾(うら)まず 必(かなら)ず其処(そこ)で逢(あ)おう Sieben Sechs Fuenf Vier Drei Zwei Eins 「お母さん。ひかり、あったかいね。」