[ti:Stardust] [ar:Aramari] [al:] [00:01.08]「彼女こそ…私のエリスなのだろうか」 [00:05.96]お揃いね私達 これでお揃いね あぁ幸せ [00:19.37](StarDust) [00:38.15]女は物言わぬ  [00:40.20]可愛いだけのお人形(Doll)じゃないわ [00:42.29]愛しい貴方解って? [00:45.97]ちっぽけな自尊心(もの)  [00:47.91]満たす為の道具じゃないわ [00:50.00]月夜の別人格(Another)は勝手? [00:53.79]首を絞めれば  [00:55.59]締まるに決まってるじゃない [00:57.64]月(Luna)が貴方を狂わせたの? [01:01.49]だってしょうがないじゃない  [01:03.28]愛してしまったんだもの [01:05.37]星(Stella)が私を狂わせたのは何故? [01:09.70]真っ赤な衣装(Dress) 真っ赤な洋靴(Heel) [01:11.65]真っ赤な口紅(Rouge) 真っ赤な薔薇(Rose) [01:13.59]すれ違う男達 誰もが振り返る [01:17.43]左手には花束 右手には約束を  [01:21.27]疾りだした衝動は もう止まらない [01:25.15]お揃いね私達 これでお揃いね あぁ幸せ [01:32.82]貴方の白い衣装(Shirt)も  [01:35.92]今は鮮やかな深紅(Scarlet) [01:40.56]お揃いね私達 これでお揃いね あぁ幸せ [01:49.27]「屑でも構わないわ、いつか星になれるなら [01:53.05]輝いてる?ねぇ…私輝いてる?」 [01:56.24]「綺麗な星空ね」 [01:57.94]…それは艶やかな女のため息 [02:00.08]「君の方が綺麗だよ」 [02:01.78]それは甘い男の囁き [02:04.02]夜空を見上げる恋人達  [02:05.96]ありふれた風景 [02:07.51]繰り返される恋模様  [02:09.65]ほんの些細なこと [02:11.55]そんな気紛れなひと時を  [02:13.55]永遠だと信じたりして [02:15.55]そんな不確かなものを  [02:17.24]運命だと信じたりして [02:19.33]泣いたり 笑ったり 愛したり 憎んだりして [02:23.17]その束の間 遥か過去の光に想いを馳せたりして [02:26.90]あの星々はもう滅んでしまっているのだろうか? [02:30.45]それとも今もまだ滅びに向かって輝き続けているのだろうか? [02:34.88]光年という名の途方もない尺度の前では [02:37.71]人の一生など [02:39.20]刹那の幻に過ぎないのかも知れない [02:42.45]そんな些細なこと されど偶然とはいえ [02:46.53]嗚呼、偶然とはいえ彼女は見てしまった [02:50.47]お揃いの白い服を着て幸せそうに寄り添い歩く [02:54.16]彼と見知らぬ女の姿を [02:57.95]お揃いね私達 これでお揃いね あぁ幸せ [03:05.52]貴方の白い衣装(Shirt)も 今は [03:11.75]「何故…何故なの…何故なのよ!!」 [03:15.64]酸素に触れた赤は  [03:18.73]やがて黒に近づき示す [03:23.32]二人はもう永遠(とわ)に  [03:26.60]一つにはなれないという事実を [03:30.74]凍てついた銀瑠璃の星々  [03:34.82]燃上がる滅びの煌きよ [03:38.51]失くした楽園の夢を見る  [03:42.40]私を導け《星屑の幻灯》(The Light of StarDust) [03:47.33]想い出を過去の光として埋葬出来ない限り [03:50.43]孤独な亡霊は荒野を彷徨い続けるだろう [03:54.22]女の手は悲しい程に短く星屑には届かない [03:57.95]嗚呼、その手を握り返したのは [04:00.80]『仮面の男』だった──