落としたばかりの涙は あたたかい受け皿を探していた 人と自分とを比べるときには 身勝手なてんびんを使っていた 落書きされた過去たちに 笑顔で手を振ることはできないよ 曖昧な海を泳いでいる リアルという陸を飛び出してきた 生きたいけど生きにくくて この街に沈んでしまいそう 疑いもなく全て信じて 誰もが生まれてきたはずなのに 人はいつでも寂しい生き物なんだね 苦しみから逃げて いつもかたくなに自分だけの殻をつくり 閉じこもってしまう ここにいていいと言ってほしい そばにいてほしいんだ あなたは私の存在理由 互いに偽りでくった カードを胸に差し出し合っている やるせない会話がいくつもの やるせない社会を演じてきた どれだけ前に進んでも やり尽したものは何もない 泣き出しそうになる時もある 小さなサインに気づいてほしくて 半端な夢も愛も全部リセットしたら 何か見えるだろう 自分の居場所は与えてくれるものじゃない 作り出すものだから 繰り返していく孤独さえ 愛しく思えたなら この世で2つとない 自分だけの旗を 誰もがためらいながらも 手を伸ばして高らかに かかげているんだ 生きとしいけるすべてのものには 必ず確かな意味がある 幸せは自分で作り出すものだろう だからあなたのこと 考えるだけで頑張れる そんな私がいる 愛して愛されたいんだ ずっと 愛して愛されたいんだ いつでも