長く伸びた道を帰ろう 凍えたこの手を離そう その場所まで行けなかった 本当の事言えなかった 明日の事知らなかった 君も 僕も いつかは この手も 失うのかな その時 僕らは 許せるのかな きっとその次があると いつも先延ばししてた 最後のドア開けたこと 通り過ぎた人のこと 話してきた夢の先 すべて 委ね それでも この瞳は 君を映した 汚れた 心は 嘘で固めた こうして 僕らは 言葉を選び やさしい 振りして その時を待つ 行き交う人の その流れの中で 昨日と違う 空気になっても 知らないうちに また同じ場所へと 繰り返す 迷路の様に もうすぐ 明日の 準備をしなきゃ 長い長い 旅へと このドアを出る 昨日の 荷物が まだ重いけど 知らない 間に 慣れるようだな いつかは この手も 失うのかな その時 僕らは 許せるのかな ねえ 遠くに 見えてた場所が 気付けば この手を伸ばし 触れられそうだ