二つに空が別れる時 思い出が通り過ぎることを知る 蜘蛛の糸で編んだ愛は 溜息ひとつで飛んでゆく 蜘蛛の糸に絡んだ愛は まやかしの物語 千本の針くらい あなたの為にのんであげる 幾つもの嘘くらい あなたの為に話してあげる 透明の曇り空が広がる時 思い出が色褪せることを知る 蜃気楼に浮かんだ愛は 近づけばそこで消えるだけ 蜃気楼が写した愛は まやかしの物語 千年の時くらい あなたの為に耐えてあげる 幾筋の涙くらい あなたの為に流してあげる 千年の時くらい あなたの為に耐えてあげる 幾筋の波くらい あなたの為に流してあげる