[00:00.00]「snowdrop」 [00:10.00] [00:12.57]抱(かか)えた膝(ひざ)に頬(ほほ)を寄(よ)せ震(ふる)えた [00:24.02]月明(つきあ)かりさえも穢(けが)れのように [00:33.65] [00:34.35]ただ求(もと)め 彷徨(さまよ)い続(つづ)けている [00:46.34]空(うつ)ろの心(こころ) 満(み)たすため [00:55.23] [00:56.89]暁(あかつき)の向(む)こう 虹(にじ)を越(こ)えて 「--探(さが)して」 [01:02.55]辿(たど)り著(つ)くのは光(ひかり)の靜寂(しじま) 「--屆(とど)く」 [01:08.32] [01:08.81]涙(なみだ)落(お)とした雪(ゆき)が溶(と)けるように [01:14.70]広(ひろ)がっていた傷(きず)を癒(いや)してゆく [01:20.40]闇(やみ)に流(なが)されるまま 「--葉(かな)えて」 [01:33.29] [01:34.95]一(ひと)つ、二(ふた)つと解(と)き放(はな)つ呪縛(じゅばく)は [01:46.34]錆(さ)びついた鎖(くさり) 脆(もろ)く崩(くず)れる [01:56.01] [01:56.69]影(かげ)追(お)えば 見失(みうしな)ってしまう [02:08.73]殘(のこ)されたのは 彼(か)の花(はな) [02:17.65] [02:19.30]悲(かな)しみを 押(お)し込(こ)めた扉(とびら) 「--叩(たた)いた」 [02:24.92]限(かぎ)りなく墮(お)ちてゆく欠片(かけら) 「--捧(ささ)ぐ」 [02:30.64] [02:31.07]やがて気(き)づいた この身(み)を灼(や)くように [02:37.03]疼(うず)いていた痛(いた)み堪(こら)えても 闇(やみ)に飲(の)まれる [02:45.12]「硝子細工(がらすざいく)の色(いろ)の無(な)い花(はな)--」 [03:03.82] [03:07.59]彩(いろど)りを求(もと)める花(はな)と 「--叫(さけ)んだ」 [03:13.32]分(わ)け與(あた)えた白(しろ)い雪(ゆき)と 「--涙(なみだ)」 [03:18.73] [03:19.31]移(うつ)ろう季節(きせつ)にたとえ枯(か)れ果(は)てても [03:25.27]笑顔(えがお)こぼれた その瞬間(しゅんかん)をただ見(み)つめている [03:32.51] [03:32.79]暁(あかつき)の向(む)こう 虹(にじ)を越(こ)えて 「--探(さが)して」 [03:38.72]辿(たど)り著(つ)くのは光(ひかり)の靜寂(しじま) 「--屆(とど)く」 [03:44.36] [03:44.76]涙(なみだ)落(お)とした雪(ゆき)が溶(と)けるように [03:50.83]広(ひろ)がっていた傷(きず)を癒(いや)してゆく [03:56.48]この想(おも)い抱(かか)えて 「--消(き)えるの」 [04:09.55] [04:22.44]終わり