一日(ひとひ)一夜(ひとよ)に 月(つき)は照(て)らずとも 悲傷(かな)しみに 鵺鳥鳴(ぬえとりな)く 吾(わ)がかへり见(み)すれど 花(はな)は散(ち)りぬべし 慰(なぐさ)むる心(こころ)は 消(け)ぬるがごとく 新世(あらたよ)に神集(かむつど)ひて 夜(よ)は明(あ)け鵺鳥鳴(ぬえとりな)く 咲(さ)く花(はな)は 神(かみ)に祈(こ)ひ禱(の)む 生(い)ける世(よ)に 我(あまみ)が身悲(かな)しも 夢(いめ)は消(け)ぬ 怨恨(うら)みて散(ち)る