例えば何を思ってきたか そいつが世界を作ってきた だけれど元を辿ってみても 君は涙をつくってきた 駆け出す足を見つめるたび そいつが自分をつくってきた だけれど傷ついたこと全部 望んで出向いたわけじゃなくて どうにかしてしまおうか そいつのその声は どうすりゃ満足なのか ほら大層に叫ぶ 「全てを心に抱いてみせてよ 寂しい夢じゃいつもと同じ 全てを心に抱いてみせてよ 深呼吸して 単純なもんだ」 例えば 誰かの為にと思う 自分の中にはそいつがいる だけれど誰かの為になんて 望まれるような自分じゃない どうにかしてしまおうか そいつのその声に 誰が満足なのか 自問自答は廻る 「見せてよ 悲しい日々はこれでもう終わり 見せてよ心に抱いてる全てを 深呼吸して 全てを心に抱いている全てを 君が望めば景色は変わる 全てを心に抱いてみせてよ 深呼吸して」 単純なもんだ