酒の代りに 川を呑み 飯の代りに 草をたべ 荒地をみどりの 大地に変えた 斧のひびきが 雄叫びが いまもきこえる 石狩川よ 汗が答えを 出すとゆう 夢を信じて 耐え抜いた 馬鈴薯畑に 花咲く頃は ここが故郷と 胸を張る 孫はどさん子 石狩平野 何も訊かずに ついてきた 母も女房も 強かった 男を支えて 女が燃えた 遠いあの日の 夫婦雲 映し流れる 石狩川よ